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F3F−2
第二次世界大戦初期、アメリカ海軍最後の複葉艦上戦闘機として送り出した。F2Fの発展型で、初飛行は1935年。ライトR-1820-22エンジン(850hp)を搭載し、最高速度は410km/hとされている。後継者は、日本海軍「零戦」のライバル機として有名なF4F-4ワイルドキャットだ。 |
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カーチスホーク3
もともとはアメリカ海軍の艦上戦闘機F-11Cで、後に戦闘爆撃機となってBF2C-1型が輸出版として設計された。魅力的で高度なデザインながら、オリジナル版は金属で縁どられた翼の振動が問題となり、輸出版では木製のフレーム翼に再設計されていた。 |
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F6F
F4Fワイルドキャットの後継者として送り出した戦闘機だ。エンジンの出力の割に機体が大きくて重く、性能的には傑作機ではなかったが、頑丈で可動性がよく、防弾設備に優れていた。総生産数12,272機という量の多さもあって、実力以上に華々しい戦歴を残した。 |
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メッサーシュミットBf110E−1
ドイツ空軍の名機。エンジン2基を搭載した双発戦闘機。小型で運動性に優れ、航続距離も長い、夢の戦闘機として1936年にデビューした。ただ、高速性と強力な装備がねらいだったのが、運動性では単発機に及ばず。第二次世界大戦後半は、夜間戦闘機として使用された。 |
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秋水
大戦末期、ドイツのメッサーシュミットMe163をモデルに開発された、日本初のロケット戦闘機。高度1万mまで1分30秒で上昇、最大速度は900km/hという、当時としては画期的な戦闘機だった。しかし、1945年に初飛行は成功したが、着陸時に大破。実戦に使われることなく終わった。 |
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F−1
練習機型T-2から発展した航空自衛隊の支援戦闘機。国産発の超音速ジェット戦闘機だ。1978年から舞台配備が始められた。細長い胴体に肩翼式の小振りな主翼を配置しており、エンジンは双発。対艦ミサイルやロケット弾など、武装は多種装備されている。 |
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F−15J イーグル
登場以来世界最強の制空戦闘機として高く評価された。1971年7月に1号機が初飛行、1974年にはアメリカ空軍への部隊配置が始められた。コンピュータ制御による高度な火器管制・航法装置を持ち、マッハ2.5に達する最高速度、世界記録を樹立した上昇力など、抜群の運動性により圧倒的な戦闘力を誇る。
※キャノピー部分が開きます。(画像をマウスポイント!) |
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F−19 ステルスファイター
レーダーなどの探知防止(ステルス)技術の成果を大幅にとり入れた攻撃機だ。翼胴一体型のデルタ翼と内側に傾斜した双垂直尾翼を備え、赤外線放射を押さえる為に扁平なスリット式が採用されている。偵察と攻撃のほか、空対空任務も可能とされていた。しかし、見えない戦闘機などと呼ばれ、詳細は未だに謎に包まれている。 |
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F−111
アメリカ空軍運用の世界初の可変翼戦闘機だ。1950年代後半に空・海軍が独自に主力戦闘機を開発しようとしたが、経費節減を目的に両軍の機体を共通化して開発するよう命じられたため可変翼となった。1964年12月に初飛行したが、結局、機体重量の関係で海軍用では採用されなかった。
※翼部分が可動します。(画像をマウスポイント!) |
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F−4J ファントム2
1958年にアメリカ海軍に正式採用され、加えて、空軍でも主力戦闘機となる。イギリスや旧西ドイツ、イスラエル、日本など11ヶ国が採用。計5000機が生み出された。アメリカ海軍の戦闘機としてベトナム戦争で唯一のエースを生み出したのをはじめ、ミグ17やミグ21との空戦に多くの戦果を残した。 |
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ベルUH−1B
世界で最も成功したとされるヘリコプター。アメリカ陸軍の汎用として開発された。ターボシャフトエンジンの採用により、頑丈でシンプルな構造を実現し、過酷なベトナムのジャングルで稼働率80%以上という信頼性の高さを発揮した。今日でも各国でライセンス生産が続けられている。 |
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OH−58D
世界最先端のシステムを装備したアメリカ陸軍の武装偵察ヘリコプターだ。それまでもA・C型のローターを4つにし、また、ローター上部にマスト・マウンテッド・サイト(MMS)と呼ばれる観測装置を搭載・機動性を向上させることで精密誘導兵器との連携を可能にした。2020年頃まで現役にとどまるといわれている。 |
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フォッカーDr1トリプルプレーン
1917年に運用を開始された戦闘機で、三枚翼の優雅なスタイルが特徴だ。イギリスが開発したソッピーズ・トライプレーン(三葉翼)に影響を受け、当時開発中だった機を設計変更して造られた。そのすぐれた運動性能で多くのドイツ軍エースに愛されたが、速度が遅く、迎撃局地戦での活躍に留まった。 |
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X−29A
前進翼の実用性を試すために開発された実験機だ。その特徴は、前に向かって角度が付いた主翼で、未来的なフォルムで鮮烈な印象を与えた。あらゆる速度において優れた機動性を発揮。スペースシャトルと同じデジタル・フライ・バイ・ワイヤー方式の操縦装置を採用したことも機体の安定性と機動性に貢献している。 |
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